日本プロフィバス協会

世界で最も使用されているフィールドバスPROFIBUS
産業用Ethernetの標準PROFINET

メールニュース リスト

EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEI
日本プロフィバス協会ENEWS(2022年10月7日)
■コラボレーション!!ISA100 WCI, NAMUR, ODVA, PROFIBUS&PROFINET International(PI), VDMA, ZVEI
がプロセスオートメーションの情報モデルを開発する為にFieldComm Group、OPC Foundationと協力
■募集中!!名古屋リアル開催!!第21回PROFINET OPENセミナー開催!!
EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEI

2022年も神無月となり今週は残暑から秋を通り越したような陽気ですが、
皆様に置かれましては依然厳しい部材調達の中、ご健勝のこととお慶び申し上げます。
<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>
*ISA100 WCI, NAMUR, ODVA, PROFIBUS&PROFINET International(PI), VDMA, ZVEI が
プロセスオートメーションの情報モデルを開発する為にFieldComm Group、OPC Foundationと協力*
<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>

記事原文:PROFIBUS & PROFINET International(PI)WEB
↓↓↓
ISA100 WCI, NAMUR, ODVA, PI, VDMA, and ZVEI Plan to Partner with FieldComm Group and OPC Foundation to Collaboratively Develop the Process Automation Device Information Model Standard (profibus.com)
2022年8月31日

主要な標準ネットワーク団体とプロセスオートメーションに関わるユーザー団体は、
プロセスオートメーション用に標準の情報モデル(PA-DIM)の仕様書作成でのコラボレーション
を発表しました。 参加団体は仕様書の所有権、情報をシェアしFieldComm Groupが
ホストを務めるPA-DIMワーキンググループに参加します。PA-DIM仕様書の更新、拡張すべく活動をします。

各参加団体からの所有権、情報のシェア拡大は、OPC UAベースの標準モデルに各団体の
情報、技術の適用を実現します。現在プロセスオートメーションプラントでコアとなるフィールドデバイス
と今後リリースされるデバイスへの情報のモデル化が可能となります。
新たなPA-DIM仕様書の共同オーナーはISA WCT、ODVA、PI、NAMUR、VDMA、ZVEIとなります。

各団体からのコメント:
Karsten Schneider(カルステン シュナイダー),PIチェアマン;
"PIにとってPA-DIMのような標準化された情報モデルはDX実現のキーと言えます。
PROFINETは標準イーサーネットベースなのでデータ交換が要求されるプラントのインフラとして
使用できます。OPC UAとは垂直統合ではパーフェクトな組合せとなります。パワフルで将来も見据えたPROFINETは
今回のコラボレーションでお客様のインダストリー4.0の実現に更に貢献します。"

Andre Ristaino, ISA100 WCI マネジメントディレクタ:
"標準化団体してISA100 WCI(Wireless Compliance Institute)はデバイスの相互運用というコアミッション
とともにISA100ワイヤレス(IEC62734)をサポートしています。PA-DIM仕様書はISA100 WCIのミッションに
適合します。ISA100ワイヤレスエコシステムの標準化されたデータ交換の基礎として採用しました。"

Ted Master, FieldComm Group CEO&代表:
"PI-DIMはプロトコル非依存でITとOTシステムギャップのブリッジとして機能します。
セマンティック識別子の広範な使用の組合せは理想的なソリューションを提供します。
既設設備と新規システムの両方からの計装データへのアクセスを可能にします。
主要な標準化団体とプロセスオートメーションのエンドユーザー団体が今回の重要な
コラボレーションに賛同したことを大変に喜ばしく思います。"

IMichael Pelz,NAMUR バイスプレジデント:
Christine Oro Saveedra, NAMUR ジェネラルマネージャ:
"NAMURはプロセス産業での自動化とデジタル化の為にエンドユーザーへの適格性を取り纏めています。
効率的、持続可能、安全なプロセスを可能とする為です。NAMURオープンアーキテクチャ(NOA)は
簡単なデータ生成、安全なアクセス、そして最も大切なプラントと資産の監視と最適化を目標と
しています。NOAは製造設備とITインフラの統合を妥協なく可能にします。NOAの効果的な利用の為に、
標準化された情報モデルは必須です。この為、NAMURはZVEIと協力でPA-DIMの活動を
初期の段階からサポートしてきました。相互運用、非専用インターフェースの共通なデータモデルを
開発する為です。PA-DIMの開発は将来への偉大なシグナルです。更なる団体によりサポート、
適用されます。NOAの安全なプロジェクトの投資は長期的に(リターンがあると)認識されています。"

Dr. Al Beydoun, ODVA代表兼エグゼクティブディレクタ:
"ODVAはプロセスオートメーションの大規模データの標準化を可能にするPA-DIMのサポートを
歓迎します。データ診断と予知診断をシームレスに実現するでしょう。EtherNet/IPネットワークの
エンドユーザーはPA-DIMの活用によりフィールドからクラウドへのデータ移動とネットワーク上のデータ認識
が可能となります。"

Stefan Hoppe, OPCF 代表兼エグゼクティブディレクタ:
"デジタル化は世界的に許可される情報モデルの安全な以降が必要です。産業、技術、アプリケーション
を超えて実現することが必要です。これは単独な団体では実現できません。OPCファンデーションは
発足時から共同オーナーとしてデジタル化に必要な世界的容認を保証する為PI-DIMの
所有権を拡張を歓迎してきました。OPC UA over MGTTはフィールドと複数クラウドアクセスで
認められる唯一のソリューションです。PA-DIMと70以上の追加の情報モデルの組合せを特長としています。"

Andreas Faath, VDMA マシーン情報相互運用代表:
"インテリジェントな製造設備の為の主要な柱の一つが相互運用です。VDMAのビジョンは装置産業
のみならず産業を超えての相互運用の実現です。VDMAはPA-DIMをサポートします。
リリースされた60以上もの仕様書、ドメイン仕様の開発、OPC UA情報モデルと調和したクロスドメイン
とともにサポートしています。ポンプやモーター等、プロセス産業向け情報モデルも含みます。
VDMAはこれまでの知見をシェアします。PA-DIMのメンバーとして、そしてメカニカル、エンジニアリングと
プロセス産業間の新たなコラボレーションのサポートを嬉しく思います。"

Felix Seibl, ZVEIマネージングディレクタ:
"製造、プロセス産業の自動化は持続可能で効率的、そして相互運用という
未来への大きなチャレンジを可能にするキーとなります。
NOA(NAMUR Open Architecture)のようなスマートなデジタル化コンセプトの構築と
導入により、ZVEIとメンバー会社はNUMARのエンドユーザーとともにプロセス、ディスクリート産業を
支援します。ZVEIはPA-DIMの共同オーナーになることを嬉しく思います。ZVEIのデジタル化の
大きなベースとなります。

2017以来、FieldComm GroupとOPCファンデーションは、独自に共同オーナー、共同開発者
として標準化団体そしてユーザーとNUMARが推奨するNOA(NE175, NE176)の
要求項目とエンドユーザーユースケースに向けPA-DIM仕様書を構築する為にコラボしてきました。
仕様書の最初のバージョンは2020年3月31日に出版されました。
圧力、変異圧力、温度、レベル、流量、バルブ制御等のプロセスオートメーションデバイスタイプの
情報モデルが含まれています。現在のワーキンググループの活動はプロセスアナライザを含むモデルの
拡張に集中しています。

PA-DIMからの恩恵

プロセスオートメーションデバイスの情報モデルはプロセスオートメーションデバイス用の共通パラメータで
プロトコルに非依存を実現する仕様です。IEC61987で定義されるセマンティック識別子を含み
OPC UAの情報モデル技術を使用します。
オートメーションプトロコル依存の排除はITとOTシステムの統合をシンプルにします。
セマンティックのデバイス情報を含めることはM2M(装置間)通信を明確に可能にします。
フィールドバス固有の実装はPA-DIM情報モデルのアドレススペースに転換されます。

PA-DIMを使用する製品は特長の認識、デバイスの計量/計測、複数変数のチェック、
複数変数のプロセス値の読込、デバイスの経年不良のバックアップ、状態監視、
診断の自動化を含むNAMURオープン アーキテクチャ(NOA)のユースケースに簡単に対応できます。

PIについて
PROFIBUS協会(PNO)が設立されてから30年となりますが、その間にPI(PROFINET &
PROFIBUS International)として世界的なコミュニティに拡大し現在では25ヵ国と地域の
協会による展開、そして1700社以上のメンバーで構成されています。対応製品は数千レベルに
なります。PIは産業オートメーション技術では最大規模の団体です。産業の各分野からの
デバイスベンダ、ユーザーが参加しています。用途ではFA, PAそして安全分野をカバーします。
PROFIBUS: 最も普及しているフィールドバス
PROFINET: 主要な産業用イーサーネット
IO-Link: 主要なセンサー、アクチュエータ用通信システム
omlox: オープンで相互運用可能な位置検出標準技術
"Industry4.0"での製造現場を実現する技術を管理、開発、推進しています。
コンタクト: Barbara Weber, Barbara.Weber@profibus.com

ISA100 WCIについて
ISA100 ワイヤレス(IEC 62734)は産業用ワイヤレスネットワークの国際標準です。
プロセスオートメーション分野の要求に対応できるように仕様化されています。
ISA100ワイヤレスはオープンでマルチベンダ間の相互運用を可能にします。
信頼できる大規模ワイヤレスネットワークを構築できます。
ISA100 WCI(Wireless Compliance Instiyute)はISA100ワイヤレステクノロジーを
推進しテクニカルサポートを提供します。認証テストにも対応しておりISA100ワイヤレスを認証
された技術とし相互運用を保証しています。詳細は
http://www.isa100wci.org.
Contact: Andre Ristaino, aristaino@ISA.or

FieldComm Groupについて
FieldCommGroupは主要なプロセス産業ユーザー、デバイスベンダー、大学、研究機関で
構成される世界的な標準化団体です。FDIテクノロジーへの共同開発、実装の為に各団体、
組織がリソースを提供しています。FieldComm Groupのミッションは現場、モバイル機器、
クラウドシステムのデジタル化の為の世界標準を迅速に開発、管理することです。
プロセスオートメーションを改善する為にデバイスの認証と実装サービスを提供します。
柔軟で複数ベンダーでの相互運用;
HART, FOUNDATION Fieldbus, FDIを通じプロセスオートメーション用フィールドデバイスの
共通の情報モデルの開発を促進しています。これら技術に関心のある方は何方もメンバー
になれます。下記WEBを参照下さい。
www.fieldcommgroup.org
コンタクト: Paul Sereiko, psereiko@fieldcommgroup.org

NAMURについて
NAMUR "プロセス産業でのオートメーション技術のユーザー協会"
1949に設立された170ユーザー社以上の会社で構成される国際協会です。
オートメーションエンジニアリングを通して多くの価値創造を実現しました。数千のプロセスオートメーション
コントロールのスペシャリストが活動しています。40以上のワーキンググループがプロセス産業分野の
改善、デジタル化の為に活動しています。
コンタクト: Christine Oro Saavedra, General Manager, office@namur.de

ODVAについて
ODVAは世界の主要なオートメーションデバイスベンダで構成される国際的な標準開発と
普及活動を行う団体です。ODVAのミッションはオートメーションでの先進技術の開発、
情報と通信の相互運用を推進することです。ODVAの標準技術”CIP"(Common Industrial
Protocol)はメディア毎に独立しています。メディア毎にEtherNet/IP, DeviceNet等が
リリースされ多くの実績があります。製造システムの相互運用と他の技術との統合の為に、
市販、標準技術の採用に積極的でイーサーネット技術を基本にしています。
この原理は、主要な産業用イーサーネット"EtherNet/IP"によるシンプル化です。
詳細は、www.odva.org
コンタクト: Steve Fales, sfales@odva.org

OPC Foundationについて
OPCファンデーションは1996年以来OPCの情報交換スタンダードの開発と実装を推進してきました。
これらの仕様書の提唱者、そして管理者としてOPCファンデーションのミッションは、デバイスベンダー、
エンドユーザー、ソフトウエア開発者に製造とオートメーション資産での相互運用を可能とする為の支援を
することです。OPCファンデーションはベストな仕様書、技術、プロセス、認証の提供に尽力します。
現場の組込製品からエンタープライズの上位レベルへのデータと情報伝送を複数ベンダー、プラットフォーム
間で安全且、信頼ある相互運用を実現します。OPCファンデーションは880社以上のメンバーで
構成されますが、その分野は産業用オートメーション、IT、IoT、M2M、 ビルディングオートメーション、
マシンツール、製薬、石油化学、上下水道、スマートエネルギーと多岐に渡ります。
詳細は www.opcfoundation.org.
コンタクト: Stefan Hoppe, President and Executive Director, Stefan.Hoppe@OPCFounndation.org

VDMAについて
VDMAは約3500社のドイツ、欧州のメカニカル、プラントエンジニアリング会社で構成されます。
革新的な輸出志向の中規模ビジネスを支援します。構成会社の従業員は欧州で数百万人、
ドイツのみでも百万人以上です。欧州におけるメカニカル、プラントエンジニアリングのビジネス規模は
約8000億EURです。欧州GDPに最も貢献しています。
コンタクト: Andreas Faath, Andreas.faath@vdma.org

ZVEIについて
ZVEIは産業分野での経済、技術、環境での連携を国レベル、欧州レベル、世界レベルで
推進しています。ZVEIは1100以上のメンバー会社とZVEIグループの170名のスタッフで
構成されます。ドイツではメンバー会社スタッフは879.000名(2022-07時点)になり
2021年の売上高は2000億EURとなっています。電子とデジタル産業はドイツでは最も革新的な
分野です。産業分野の売上高の1/3は新製品の売上です。
全産業で研究、開発の20%以上が電子とデジタル産業が占めています。
研究、開発では毎年200億EUR, 同様に投資では60億EUR, トレーニング、教育で20億EURが計上されています。

<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>
参加受付中!!
★第21回 PROFINETオープンセミナー開催のご案内★
<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>
名古屋、東海地区のお客様、お待たせしました。
日本プロフィバス協会 PROFINET WGは名古屋に伺います。
名古屋以外の皆様も是非ご参加下さい。名古屋でお会いしましょう!!
産業用イーサーネット”PROFINET”!!
前回のオンラインセミナーから半年ぶりの開催ですが、この間もPROFINETの設置台数は堅調に増加しています、
イーサーネットベースによる高い利便性と拡張性から世界中の製造現場で採用されています。
"何故?"
Industrie4.0, スマートファクトリを実現するPROFINETの概要と新機能をプレゼンとデモにより紹介します。
併設されるマイクロフェアでは協賛会社から既にリリースまたは予定されている新機能対応製品、開発ソリューションも多数紹介、展示します。
PROFINETで豊富な知識と実績を持つ協賛会社、担当者と直接コンタクト、交流ができるこの機会を是非お見逃しなく!!

午前の部 11:00~12:00

・PROFINETの仕様概要

午後の部 13:00~16:35

・PROFINET新技術の紹介
・OPC-UA概要とPROFINETとの接続性
・PROFINET機器、各社製品紹介
・産業ネットワークの動向と各種ネットワークの特徴紹介
・エンジニアリングデモ デバイス交換
・PROFINET機器の開発
・PROFINET機器認証に関して
最新情報満載です。この機会をお見逃しなく!! PROFINETのオープン性、汎用性、拡張性お確かめ下さい。
PROFINETの導入や開発をご検討されている皆様のご参加をお待ちします。
参加ご希望の方は   第21回PROFINETオープンセミナー  からお申込みをお願いします。 (参加費は無料です)
□ 開催日時
2022年10月26日(水) 11:00-16:30
□ 開催場所
安保ホール 301号室 
   安保ホールHP
□ 主催   NPO法人 日本プロフィバス協会
□ 協賛 (50音順)  
ifm efector株式会社
HMSインダストリアルネットワークス株式会社  
倉茂電工株式会社    
シーメンス株式会社    
JSLテクノロジー株式会社    
株式会社シェルパ    
日本テキサス・インスツルメンツ合同会社    
日本モレックス合同会社    
日本ワイドミュラー株式会社
ヒルシャー・ジャパン株式会社
フエニックス・コンタクト株式会社
株式会社テクトロニクス&フルーク
ルネサスエレクトロニクス株式会社

協力 
TJグループ株式会社
TRUMPF Tracking Technologies GmbH
株式会社イリス


本件についてのご質問は、日本プロフィバス協会までお知らせください。
(info@profibus.jp)
◇◇◇-------------------------------------------------------------
- 当メールの送信アドレスは、送信専用ですので、直接の返信は
なさらないようお願いいたします。
- ご意見、ご質問、また配信停止/メールアドレスの変更等は、
  info@profibus.jpまでお知らせ願います。
- 過去のメールニュースはwww.profibus.jpにて、見ることができます。
*********************************************************************
NPO法人 日本プロフィバス協会
〒141-0022
東京都品川区東五反田3-1-6
ウエストワールドビル 4F
電話・FAX:03-6450-3739
URL: www.profibus.jp
E-mail: info@profibus.jp
*********************************************************************

住所

〒141-0022
東京都品川区東五反田3-1-6
ウエストワールドビル4F
TEL:03-6450-3739