日本プロフィバス協会　PROFINET説明

PROFIsafeオーバービュー

オーバービュー

PROFIsafeポリシーはクオリティの高いPROFIsafeとデバイスとサービスを定義するPIのルールを提供します。
◇ベンダ、インテグレータ、ディストリビュータ、コンピテンスセンター、
コンサルタント間でのPROFIsafeテクノロジーの一貫したポリシー
◇セーフティデバイスへの信頼ある実装
◇市場での高い評価
◇セーフティに関する要件、人、環境、資産へのダメージリスク低減に対応
◇レベルの高いセミナーとトレーニング

セーフティオートメーション

セーフティはオートメーションシステムで必須になってきました。
緊急停止機能やセーフティデバイスは殆どの装置や治具で使用されています。

□PROFIsafeは統合されたセーフティテクノロジー
分散制御とプロセスオートメーションでは：

◇プレス機での機能安全
◇様々な産業分野でセーフティデバイスを柔軟に統合
◇無人交通システム、AGV、クレーン、ロープウェイ、アミューズメント施設
等では無線のセーフティ伝送が採用
◇自動車産業製造ラインでの複数車種製造に柔軟に対応
◇既存設備にPROFIsafeデバイス(F-Device)をシンプルに採用可能
◇プロセスオートメーションでの緊急シャットダウン(ESD)、
燃焼管理システム(BMS)、ガスシステムへのハイレベルな統合

多くのベンダーが対応

ベンダーニュートラル、オープンスタンダードなPIのフレームワークにより
多くのセーフティデバイスベンダが参加。多くの異なるベンダの開発により
広範囲且、完全なセーフティデバイスラインナップを構成：

◇セーフティコントロールシステム
◇リモートIO(IP20, IP67)
◇セーフティゲートウエイ(AS-iセーフティとのゲートウエイ等)
◇セーフティセンサ(ライトカーテン、レーザースキャナ、ロータリーエンコーダ等)
◇セーフティ機能内蔵ドライブ
◇セーフティ機能対応バルブ、バルブターミナル
◇プロセスオートメーションデバイス(レベルモニタ、圧力伝送機等)
◇セーフティ機能対応モバイル操作端末
◇産業ロボット

全ての産業分野にメリットを提供

◇最も厳しいセーフティ要求(SIL3: Safety Integrity Level)に準拠
その他IEC61508, IEC61511, IEC62061, PL(Performance Level)、ISO13849の
カテゴリ4にも準拠
◇統合されたコンフィギュレーションと進化した診断
◇省配線
◇柔軟なオートメーション
◇コントローラ、センサ、アクチュエータ等の様々なセーフティデバイスに統合

PROFIsafeは包装、運輸、木材加工、プロセスインダストリ等でも採用されています。

PROFIsafe-リーディングテクノロジー

膨大なインストール実績。フィールドバスベースのセーフティ通信システム
のリーディングテクノロジーです。累積インストールノードは2560万になっています。

様々なフィールドバスネットワークに適合

既存フィールドバスに影響無く統合できます。既存のケーブルで非セーフティ通信
メッセージと共存しセーフティメッセージを伝送できます。

メリット

メリット概要

PROFINETはパラレルTCP/IP通信、余裕のあるネットワークコンフィギュレーション、
高速通信等、価値ある機能を提供します。
複雑なドキュメント不要なトポロジー監視とエラー特定を容易にできる
"BEST in CLASS"の診断機能も提供します。

Deviceの統合

PROFIsafeは既存設備に簡単に導入できます。スタンダードな通信のように
既存ネットワークと同じインフラにインストールできます。

◇直ぐに使用可能な診断メカニズムを統合
◇分散化ステーションでの用途に対応
◇装置間(M to M)通信(ネットワーク構成を超えたゲートウエイ経由等)
◇PROFIsafeのブラックチャンネル経由のワイヤレスネットワークに対応
◇様々なセーフティデバイスを使用可能

デバイスベンダ

◇簡単なPROFIsafeの実装
PROFIsafeは簡単に実装できます。認証を取得したソフトウエア実装で
リーズナブルに実現できます。PI認定テストラボのサポートも可能です。
市場での要求に対応しデバイスの相互運用も保証します。

◇異なるアーキテクチャに柔軟に対応
異なるセーフティアーキテクチャのコントロールシステムでもPROFIsafeを
簡単に採用できます。PROFIsafeはデバイスに革新的な機能安全を提供します。

ユーザーとインテグレータ

◇世界的に確立されたテクノロジー
PROFIsafeは分散制御とプロセスオートメーション用の統合されたセーフティ
テクノロジーです。IEC61508準拠なので世界中で使用できます。
IFAやTUVでも評価されています。世界的な機能安全通信としてIEC61784-3でも
規定されています。

◇効果的にテクノロジーとデバイスを使用可能
多くのベンダーから様々な対応製品がリリースされています。
PROFIsafe HostとDeviceは簡単に導入可能でシステムコンフィギュレーション
も高額なコスト不要で実現します。
トレーニング、メンテナンス、ドキュメント作成では一つのバステクノロジー
で実施できるのでオペレーションに関わる時間とコストを低減します。
下記リストの情報はPI WEBのProduct Finderで参照できます。

◇標準化されたエンジニアリングとインストール
非セーフティとセーフティデバイス、システムを一つのエンジニアリング
で認証された機能ブロックでプログラミングが可能です。
既存設備への統合も高い柔軟性で実現します。認証されたPROFIsafeデバイスは
システムのセーフティ対応をシンプルに実現します。

◇環境でのスタンダード
プロセスデータとセーフティデータを同じネットワークで伝送できることが
PROFIsafeのメリットです。他のスタンダードとも同様に共存できます。
PROFIsafeは機能安全通信なのでFailure, Errorで発生する通信異常を定義された
サーフティリアクションで確認できます。

◇コスト削減
柔軟なコンフィギュレーション、シンプルなパラメータ化、統合された診断、
ケーブル敷設工数削減、簡単で効率良いシステムデザイン、異なるベンダーからの
様々な対応デバイス、、コスト削減に貢献します。

セーフティの解決策

送信先に正確なデータを正確な時間に伝送することがセーフティ通信のタスクです。
複雑なネットワークトポロジーではメッセージ送信中にも様々な伝送エラーが
発生します。ハードウエアエラー、電磁波による干渉、その他影響も考えられます。
多くの関連文献がありますがPROFIsafeはFigure3のマトリクスのように対応しています。

保護への投資

PROFIsafeは将来を考慮した確立されたフィールドバステクノロジーです。
PIは更なるテクノロジー開発のエキスパートのグローバルな組織として機能します。
投資は長期間の開発ストラテジーに関わるコストを保護します。
現在そして将来のスタンダードとしてPROFIsafeは今後も使用されます。
実装されるセーフティ関連アプリケーションも同様です。

ブラックチャンネルソリューション

PROFIsafeは既存のフィールドバスに影響無く異なるネットワークに
適合可能なプロトコルです。非セーフティの既存のフィールドバス上での
セーフティメッセージ伝送とセーフティ装置はスタンダードなバスシステム
で運用されます。セーフティロジックが分離されたスタンダードなPLCも同様です。

PROFIsafeはスタンダードなバスプロトコルに影響しません。
可能な限り非セーフティ伝送とは独立しています。同軸ケーブル、光ファイバー、
PLCバックプレーンでも同様です。伝送レートやエラー検出メカニズムも
独立しています。PROFIsafeはブラックチャンネルソリューションです。
各バックプレーン通信のセーフティ評価はPROFINET, PROFIBUSを超えて実行します。
セーフティシグナルが発生したデバイス、プロセスデータをセキュアに特定します。

PROFIsafeプロトコルはIEC61508/IEC62061のSIL3、EN954-1のカテゴリ4、
ISO13849-1のPL"e"に準拠しています。

PIドイツの紹介ページ↓↓↓
PROFIsafe