PROFIBUS DP機器設置環境チェックサービス
日本プロフィバス協会では、PROFIBUS DP機器の設置環境のチェックサービスを有償で行います。
PROFIBUS機器の普及が進むにつれて、設置方法についての問い合わせが増えています。
PROFIBUS機器は規格にのっとり、正しく動作するかのチェックを認証試験で行っています。
ですから、認証試験に合格したPROFIBUS機器がトラブルを起こすことはまれです。
ただし、機器が正しく動作していても、機器の設置方法が良くなかったり、また正しく配線がされていない場合、通信が正常に行われないケースがあります。(自動車が正しく動いても、道路が舗装されてないなら、最高スピードは出せないと同じです)
実際、PROFIBUSシステムで”うまく動作しない”といわれてたケースのうち、80-90%は間違った配線などの設置によるものと報告されています。
日本プロフィバス協会はPROFIBUS機器の設置についての資料として、
・PROFIBUS DP ケーブルと機器設置の解説 (無料でダウンロード可能)
・PROFIBUS 配線作業ガイド (無料でダウンロード可能)
・PROFIBUS コミッショニング作業ガイド (販売中)
を発行しています。
これらの資料をお読みになり、正しくPROFIBUS機器を設置し、同時に正しくPROFIBUSケーブルを配線いただくことを希望します。
ただし、もし、皆様のプロセス、機器にて、正しくPROFIBUSが設置されたかチェックをご希望される場合、日本プロフィバス協会より有償の出張サービスを行います。
以下は本サービスの内容です。
目的
PROFIBUS DPケーブルが正しく設置され、通信が正常に行われるかを確認します。
この場合、通信の内容はチェックの対象ではありません。PROFIBUS機器が正常にデータ交換状態となる環境かを確認します。
作業項目
(1) 配線状態の目視チェック
(2) 配線チェック機器による配線状態のチェック
(3) PCオシロスコープによる波形チェック
(4) アナライザによる通信状態
以上を現場で確認します。
お客様にご用意いただくもの
(1) システム構成図
(2) 各機器のGSDファイル
(3) 配線チェック機器、アナライザを動作させる環境(接続口、電源等)
(4) マスター機器のプログラム操作が発生する場合はお客様に作業をお願いします。
内容について、不明の場合はお問い合わせください。
価格
作業代: 8万円(+消費税)/4時間 (定時内です。残業時間での作業は割り増し)
別途、交通費、宿泊費等
なお、本サービスはトラブルの解決を保証するものではありません。
本件についてのお問い合わせ、ご質問はinfo@profibus.jpまでお願いします。