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■Get Together for Robotics 2025■
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"Get Together for Robotics 2025"
Weber, 12/08/2025

2025年もロボットへの関心が高い方々(ユーザー、PLCベンダー、標準化団体、
ベンチャー企業、大学等)が"Get Together for Robotics"で再会しました。
カンファレンスではインダストリアル分野での最新のロボティクス開発について
ディスカッションが行われました。オンラインでも同時開催されました。
各組織の意思決定者を含めた170名以上の参加者が11月にドイツのErlangenに
集まりました。"Get Together for Robotics"は意思決定者やエキスパートに
とって重要なインダストリアルロボティクスのイベントになってきました。
イベントはカンファレンスの他にロボティクスでの革新テクノロジーやトレンド
の紹介も行われました。また今後のロボティクスで重要なAIにもフォーカス
されました。特にAIアプリケーションに於いては今後は企業の垣根を越えた
境界無きコラボが今まで以上に必須になることが明確になってきました。
これまでに無い考え方が要求されますがリスクも考えられます。
これらについてチャレンジすることの重要性を共通認識のもとに開催された
2日間のイベントでした。

"Get Together for Robotics"はPI (PROFIBUS & PROFINET International)が主催
するイベントです。PIは長きに渡り企業の垣根を超えたスタンダード
テクノロジーを推進してきました。PIは数年前に
SRCI (Standard Robot Command Interface) データとコマンドインターフェース
スタンダードの開発、拡張、メンテナンスを委託されました。
スタンダードなインターフェースは製造現場のロボットにベンダー間での
垣根を超えた実装、統合を簡単且、迅速に実現させました。
イベントではこれら採用事例等も多く紹介されました。

■今後のインダストリアルオートメーションについてのディスカッション
2025年も今後のロボティクスとテクノロジーの簡単且、迅速な実装方法に
ついてのディスカッションが行われました。

□初日
□パネリスト
◇Roberta Tanzariello(Platform Lead Robotics & Digital Tools/Rockwell Automation
◇Susanne Nördinger(Head of Ecosystem Success EMEA/Universal Robots)
◇Kateryna Portmann(Co-Lead Swiss Chapter/Women in Robotics Switzerland)
◇Dr. Ing Caren Dripke(Head of Robotics Department/Lorch Schweißtechnik GmbH)

■テーマ
“Women in Robotics: Leading, Engineering, and Shaping the Future.”
ロボティクスでの女性の活躍が少ないことはこれまでも指摘されていました。
他にロボティクスの市場投入をどのようにして迅速にするか、
今後ロボティクス全体のエコシステムに於ける法制度、倫理的な考え
革新テクノロジー実現の為の企業間連携方法もディスカッションが行われました。

□Roberta Tanzariello(Platform Lead Robotics & Digital Tools/Rockwell Automation
"ロボティクスとデジタルツールの先進性はコラボ無しでは実現できません。
理論、分野、多様性を超えたコラボが必要です。今後のロボティクスはテクノロジー
のみでは無くアクセス可能でスケーラブル、そしてインパクがある様々な
テクノロジーを効果的に調和してゆくことが必要になります。複雑にも
なりますがシンプルな開発と実装コストの低減も重要です。
これらのコラボはリアルな現場に適合するインテリジェントで簡単に
使用できるテクノロジーの開発を促進させます。"

□Kateryna Portmann(Co-Lead Swiss Chapter/Women in Robotics Switzerland)
"ロボティクスイノベーションの為にシェアされるプラットフォームでの
継続的な関心事項は多種多様な項目に適合させるかの息吹を示しています。
この傾向はロボットベンダー、ベンチャー企業から研究機関まで見られます。
今回のようなイベントはロボティクスソリューションがリアルワールドでのニーズ
に関連し包括し根付いていることを証明しています。"

■次世代イノベーター:インダストリアルAIとロボティクスの再定義
□2日目
□パネリスト
◇Alexander Mayr(Chief of Staff/Neura Robotics GmbH)
◇Paul Maroldt(co-founder and Head of Robot Engineering/RobCo GmbH)
◇Stephan Hotz(Chief Product & Technology Officer/Wandelbots GmbH)

□Jens Kotlarski(CEO and founder/voraus robotik GmbH)
"AIにより実現する新たな機会について意見交換しました。AIは本当に
オートメーション、ロボティクスのスピードアップを実現できるのかについて
ディスカッションを行いました。今日のロボティクス導入に携わる
ベンチャー企業からの貴重な意見がありました。"

□Paul Maroldt(co-founder and Head of Robot Engineering/RobCo GmbH)
"AIが今後のロボティクスをどのように形成してゆくかは非常に興味深いですが、
今日では製造者は大きなチャレンジに直面しています。
熟練作業者不足はオートメーションとは別に深刻な問題です。
ロボティクスの進化と現場での問題のギャップは生産性、成長戦略での脅威とも
言えます。適用可能なシステムでのAIとロボティクスのコンビネーションは
今日でも簡単に実装、運用可能です。
企業は日常を自動化できます。人々は驚くべきことに集中できます。"
(companies can automate the ordinary -
so people can focus on the extraordinary.)

□Stephan Hotz(Chief Product & Technology Officer/Wandelbots GmbH)
"ロボティクスと自動化へのチャレンジを単独で解決できる企業はありません。
現在のインダストリーは複雑項目のブリッジング、調和の推進、
アクセス可能な自動化の実現に直面しています。今後のコラボレーションと
オープン性は今日の分割されたエコシステムを一つのものにしてゆきます。
リアルに前進していると言えます。"

■SPCI:より柔軟な製造現場にする為に簡単なロボット使用を実現

"Get Together for Robotics"は数年前から開催されています。
PIがSRCI (Standard Robot Command Interface)での統一データ、コマンド
インターフェースを推進していらい開催しています。
このコマンドインターフェースはPLCで全てのロボットプログラムの書込みを
可能にします。ロボット機能のコーリングアップとPLCへのロボットステータス情報
のレポートを可能にします。インターフェースは簡単なロボット使用がベースで
柔軟な製造設備を実現します。
ユーザーは各ロボットベンダーのプログラムに
関する詳細な知識が不要になります。
ロボットベンダーはロボットが現場のPLCエキスパートアクセス可能な状態
になります。

30以上のメンバー(PLCベンダー、ロボットベンダー、大学等)が
SRCIワーキンググループに携わっています。既に8社がSRCIデータインターフェース
に対応した製品をリリースしています。今後他ベンダー、製品もリリース
予定です。
"Get Together for Robotics"はSRCIを実際に使用する為にアイデアを交換する
理想的な機会です。SRCIは新しいインターフェースなので今後のための
意見交換の場としても有益な機会になります。

□PI紹介ページ↓↓↓
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