日本プロフィバス協会

世界で最も使用されているフィールドバスPROFIBUS
産業用Ethernetの標準PROFINET

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//菊花//日本プロフィバス協会ENEWS(2024年11月8日)
"プロセスオートメーションの革新と統合"
■PROFIdrive■
https://www.profibus.com/technologies/profidrive-encoder
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2024年も霜月になると初旬でも日没の早さを感じますが、
皆様に於かれましては暮れに向けてご多忙な日々をお過ごしのことと思います。
PIドイツのWEBに紹介されている情報紹介ですが
今回はPROFINETのドライブプロファイル(PROFIdrive"の紹介です。
PROFINETはモーション用途でも多く使用されています。

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■PROFIdrive■
PIドイツWEBでの紹介
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■PROFIdrive■
■オーバービュー
PROFIdriveはパワフルで実績ある産業用途でのドライブコントロールプロファイル
です。モジュール構造ベースでデバイスベンダーに依存しない
独立したプロファイルです。扱いが簡単で高い拡張性があります。
6のアプリケーションクラス(AC)が定義され殆どのレベルでの相互運用を
実現します。

PROFIdriveはPROFIBUS, PROFINETに接続されるドライブデバイス用の
スタンダードなプロファイルです。AC(アプリケーションクラス)で
クラス分けされた"アプリケーションプロファイル"は異なるベンダーの
ドライブとPLCが接続される通信システムでの統合を実現するソリューションです。
オートメーションに統合されるドライブデバイスはドライブアプリケーションに
大きく依存します。
PROFIdriveプロファイルは6つのACを定義しており全てのドライブ用途を
カバーします。
ドライブデバイスにより1つまたは複数のACに対応できます。
市場要求やデバイスへの実装如何で柔軟にACを選択できます。
PROFIdriveによりベンダーは市場要求に合わせた柔軟な開発が可能になります。

■メリット
□理想的で柔軟なマシンコンセプト
速度制御(AC1)、位置制御、速度/トルク制御(AC3)から複数軸の同期、補間制御
(AC4/5)まで柔軟に対応。PRIFIdriveは世界中の装置メーカーに常に最適な
ソリューションを提供します。
ファン、コンプレッサからピッキング&プレイス、精密な半田装置
ボンダー装置のような用途までPROFIdriveが対応します。

□統一された診断
診断はPLCでのプログラムでも簡単でシンプルですがPROFIdriveデバイスも
同様に診断が可能です。デバイス診断のプログラムモジュールを都度追加し
再利用ができます。PROFIdriveがIEC61800-7で標準化されているからです。
更にPROFIdriveデバイスは全てPI認証テストに合格しているからです。

□ユーザー要求への迅速な実装
より多くの軸数そしてショートサイクルタイムへの要求に対応する為に
PROFIdriveはユーザー要求に迅速に実現することが可能です。

PROFIdriveは異なるベンダーで構成されるPIのワーキンググループで開発が
継続されています。

拡張情報とパラメータが必要なソリューションもありますが
PROFIdriveは定義された機能をベースに拡張情報やパラメータが定義
されています。PROFIdriveとの組合せでPROFINETは最も厳しい要求に対応する
ドライブバスになります。ドライブ以外のアプリケーションにも制限無く
共存します。

□ダイナミックで精密
各デバイスが固有な要求を持つような想定できる全てのドライブタスクに
統合されたテクノロジ、プログラム、スケーラブルな通信性能
により柔軟に対応します。PROFIdriveはプラント、装置のライフサイクルの中で
大きなコスト削減を実現します。
プラン、インストール、オペレーション、メンテナンス、システム拡張と
アップグレードに関わるコスト削減を実現します。
PROFIdriveの統合はスタンダードな通信プロトコルPROFIBUS-DP, PROFINET IOを
使用して実現します。プロセスオートメーション、モーションコントロール、
セーフティ等様々な要求に対応します。

□セーフティとの相互運用とデータ交換
□拡張とデバイス交換が簡単
ユーザーフレンドリーなソリューションで要求されることは
異なるベンダーのデバイス間の相互運用、相互接続と
主要なPLCベンダーからのスタンダードなプログラムライブラリに対応している
ことです。デバイスの信頼あるオペレーションはPI認定テストラボでの認証により
保証されます。

□ハイパフォーマンスなパラメータチャンネル
アサイクリック通信チャンネル経由でオペレーションされる
PROFIdriveパラメータマネージャはユーザーにPROFIdriveパラメータにアクセス
する包括的なサービスを提供します。パラメータ値の読込と書込の他、
パラメータ記述のような追加パラメータの属性も読込可能です。
アサイクリックパラメータチャンネルでのパフォーマンス向上の為に
複数パラメータサービスがパラメータマネージャの為に定義されています。
PROFIdriveパラメータチャンネルはドライブアプリケーションでの
広範囲なタスクをベースにしています。

◇パラメータの割付と試運転。デバイス交換の為のデータバックアップ
◇拡張診断
◇診断バッファ

□31.25usでのサイクルタイム
PROFINETの31.25usのサイクルタイムは多くの新たな用途の可能性を開きます。
将来の為にかかる開発期間が不要な対応可能な通信テクノロジーです。

PRIFINETは実績ある高速通信システムです。
RT(real-time)通信はイーサーネットの優先化機能を使用します。
スタンダードなイーサーネットコントローラに実装できるテクノロジーです。
データレート100Mbps、全二重伝送により従来のフィールドバスよりも
高速なバス更新タイムを実現します。
RT(real-time)通信はFA用途では十分に使用できます。
10-100us以内での同期通信やバス経由のダイナミックなコントロール
ループが要求される用途もあります。計測機能の追加が必要になります。
IRT(isocronos real-time)は高度に正確な同期プロセス用に開発されました。
IRTはイーサーネット伝送距離等による遅延、差分を解消します。

今後は今以上に厳しい通信が要求される用途が考えられます。
将来を考慮しPROFINET V2.3ではより高速なメカニズムを定義しました。
高速転送、ダイナミックフレームパッキング、分割のメカニズムにより
31.25usものサイクルタイムを実現し高度に正確な同期でのオペレーションに
対応します。これらのオープンな特性によりPROFINETは今後もリーディングな
産業用イーサーネットであり続けます。

31.25usのサイクルタイムはどのくらい速いのか?
LEDは31.25usでは表示できません。オシレータはこのサイクルタイム
と全体システムのジッターを視認できます。このサイクルタイムは高度な
ダイナミック計測用途へのPROFINET採用にも効果的です。
32kHz以上のネットワーク上のサンプルレートが可能です。

□再利用可能なプログラムモデル
PROFIdriveは類似したプロジェクト/アプリケーションを異なるベンダー間
でのプログラムモジュールの再利用ができます。

ベンダーAのサーボドライブからベンダーBのサーボドライブと
ベンダーCの簡易サーボドライブへのような場合でも同じプログラムモジュール
を再利用ができます。PLCとPROFIdriveデバイス間のインターフェースは
標準化されていますのでベンダーA,B,Cは同じデバイスのようになります。

PROFIdriveはIEC61800-7で標準化されており全てのPROFIdriveデバイスは
認証テストに合格しているのでこのようなメリットが実現できます。

□同じバスでRT/IRTサイクルタイムに柔軟に対応

□PIによる認証
PI認証は異なるベンダーの異なる機能をPROFIdriveプロファイル仕様に
適合しているかを保証します。PIテストラボでの合格テストレポートは
PROFIdrive認証のベースになります。PIテストラボはPROFIdriveプロファイル
テスターを使用してテストを実施します。PROFIdriveプロファイルテスター
は自動テストに対応しています。

PROFIdriveテスターは開発サポートと事前テスト用にデバイスベンダーも
使用できます。PROFIdriveプロファイルの実装と認証テスト対策に役立ちます。

□IEC61800, GB/T25740準拠
PROFIdriveはIEC61800-7で標準化されているので世界中での長期間の使用
が可能で効果的な投資に貢献します。実績あるPROFIBUSとPROFINETをベースに
しているからです。IEC61800-7準拠のPROFIdriveはOMACのような様々な
機関から推奨されています。将来を保証するスタンダードなテクノロジーです。

PIドイツの紹介ページ↓↓↓
PROFIdrive

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