Home   Site Map
PROFIBUSとは  News/Event  技術資料  アプリケーション   サポート   協会について   よくある質問

・シェル・ドイツ オイルブレンド工場

ハンブルグにあるシェルの油ブレンド工場は、広範囲にわたるオイルブレンド製品を年間350,000トン以上生産する、この種の工場としてはシェル最大の工場です。

オイルブレンドの設備更新の過程で、全ての監視及びコントロールシステムを、最新の要求を満足させるようにアップグレードされることが決められました。この工場はおよそ1平方キロメートル拡張され、それにより最高700m3の容量を持つ150基の貯蔵タンク間を通信するネットワークを形成することになります。ここでは、60種類のベースオイルと200種類の添加物を混合し、およそ630種類の異なるタイプのオイルを生産しています。

ドイツ・シェルは、新しいオートメーションのコンセプトを最新の分散型通信技術の上に形成することに決めました。メインの制御室は、トータル・プラント・バッチ・ソフトウェアとハネウェル SCAN3000の監視システムを採用します。これらのシステムは、シーメンスのSimaticS5 PLCと産業用イーサネットにより接続されます。エンドレス・ハウザーのCommuwin2というエンジニアリングツールが、直接PROFIBUSに接続され、エンドレス・ハウザーの現場伝送器のコンフィギュレーションに使われます。 工場全体で8社の異なるベンダーから9000以上の機器とセンサーを採用、設置しました。そして、その全てはPROFIBUS-DP、PAとAS-Interfaceを介して相互接続されています。

ブレンドの現場制御では、シーメンスのPLCとPROFIBUSネットワークを使用します。そしてこれは、メインの制御室のハネウェルSCAN3000につながっています。工場で液位または温度を測定する500近くの伝送器は、PROFIBUS-PAによりネットワーク化されています。PROFIBUS-PAのネットワーク(H1)は、セグメント・カプラーを介し、より速いPROFIBUS-DPネットワーク(H2)に接続しています。レベルスイッチとか200以上のバルブはAS-Interfaceによりネットワークにつながり、さらに標準ゲートウェイを使ってPROFIBUS-DPに接続されます。

このようにプラントをネットワーク化することで得られた大きなメリットの一つに中央のI/O機器(ラック機器)が不要になったことがあります。これは全てのリモートデバイスが現場に設置され、中央の制御室に行くのは単に2-芯のPROFIBUSケーブルだけだからです。配線の間違いがほとんどなくなったこと、PROFIBUSを使って配線がすばやく、簡単に布設できることなどから、最終的な配線コストは50%削減されました。スタートアップは従来と比較して、はるかに早く終了します。これは、テストがメインの制御室からできることが大きな要因です。

この工場で使用された機器は:

エンドレス・ハウザー、ハネウェル、Pepperl & Fuchs、シーメンス、などです。